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椿の小部屋(つばきのこべや)

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「舞台 遙かなる時空の中で5」感想

遙か5舞台を観劇してきたので、記憶が薄れないうちに日記を残そうと思います。
ネオロマのことを知らない人にも、舞台を観に行けなかった人にも何かお伝え出来れば…。

原作となったゲームの遙かなる時空の中で5なんですが、これはコーエーが2011年に発売したネオロマンスゲームです。
遙かシリーズは日本が舞台の歴史物の恋愛アドベンチャーゲームですが、5は幕末が舞台です。
ちょうど日本が激動の時代なので、モチーフとしては申し分ないしコーエーはちゃんと史実を調べた上で新しく構築していくので、歴史に興味がある人間としても非常に楽しめる作品でした。

『遙かなる時空の中で5』公式サイト


amazonさん完売してるっぽいですが


ゲームとかアニメが原作の舞台は別のものとして楽しむタイプなんですが、遙か5舞台は原作を凄く上手く纏めていて、本当にお話が分かり易いなと思いました。
もちろん脚本は別のものだし、それぞれの役者さんの表現があるのでゲームキャラクターをコピーしている訳ではないですが、逆そこも新鮮で良かったと思います。
2011年以来遙か5無印のほうをやり直しプレイしていないので、当時コンプリートしたものの忘れていたりする部分もあったんですよね(^^ゞ
なので大変有難かったというか、むしろゲーム未プレイで舞台観た方でも本筋は理解できたと思います。
ネオロマンサーじゃないとなかなか難しいとは思うけれど、舞台好きで幕末好きの人達に観て貰いたかったなぁ。そして是非ゲームをプレイして欲しいです(笑)

カメラが入っていなかったのでDVDは発売されないようで残念です。
再演とかあるんじゃないかとは思うけど、ネタバレしますのでご注意ください…





実は歌舞伎以外の舞台を生で観劇するのは初めてなので、まず近っ!っていう驚きでした。
スクリーンとか使う訳じゃないし肉眼で見れる距離だけになるので、当たり前なのかも知れないけど慣れなくてw
ちなみにDVDでは色々観たことがあります。

開演後、真っ暗になって飛行機がガタガタして墜落!?みたいなあのシーンから始まります。
おお…何かリアルで怖い。アトラクションみたい!
ゆき(神子)、瞬、都の3人のシーンから始まって。
やけにクオリティの高い怨霊に襲われそうになって、龍馬に助けられる。

神子のお二人が本当に可愛くて、ゲームでは台詞に声がないゆきが喋ってることに感動してしまった…。
ネオロマの遙かイベントでもそれは思いましたが、舞台では見た目もゆきになっているので「ああ~ゆきが生きてる!存在してる!」みたいな感じです。
ゲームでは個別√があるので分岐後は攻略キャラがかなり喋るのですが、序盤の瞬はこんなにも喋らなかったんだな…と思いました。ずっと「ゆき、下がって」って言ってました。あの「ゆきが」ってぽつぽつ喋る感じが瞬の個性かも知れませんね。
龍馬の方が凄く龍馬っぽくて、ゲームのキャラクターの個性にとても合っていてびっくりしました。
動きとか…テンションとかそういう雰囲気がらしいなと感じました。

それから天海登場。
天海はこんなにもリアルになると胡散臭いのにゆきはよくあんなに信用しちゃったよなぁと改めて感じたり。
そこがゆきの良さではあるけれど、素直すぎるし無鉄砲だし瞬や都の苦労が偲ばれます。
あとはやっぱり神子だから神と何か通ずるものがあるかな。
シナリオ的には、ここから呪詛された四神を探していく~という流れ。

チナミは京の案内役として。
後半の方でマコトと対峙するシーンがあって、そこはもの凄く辛かった…。
あと殺陣が迫力でした。鉄扇って刀より難しいんじゃないかな?

沖田は新撰組として土方さんと一緒に登場。
最初からクライマックス的に既にかなり弱っていて(労咳)、殺陣とか動きとか…凄く辛かった。ゲームとかテレビなどの画面で見るよりも、実際苦しみに耐えながら刀を振るう侍の生き様が目の前にあって本当に辛かった。
一幕目では沖田の殺陣で泣いてしまった。
役者さんもとても雰囲気とか合っていて素敵でした。

帯刀との出会いは薩摩藩邸に訪ねていって「白虎札くださいな~」っていう何とも無謀なあれです。
結果的に貰えるから凄いけど。
小松の役者の方も雰囲気がとても合っていました。身のこなしがとても帯刀でした。

桜智はずっと影から神子を見てるっていう原作通りの…お客さんの中には桜智さんの独特な喋り方や動きにクスクスしてる人もいました。伊万里桜智さん何だか凄かった…。
私は祈るような気持ちで見ていました。
後半殺陣があるのですが、殺陣?鞭はなんて呼ぶか分からないけどすっごかったです!
長年の「鞭で戦うのどんな感じかな?」の答えが目の前に。ブラボー。

玄武組は高杉が呪詛された玄武を使ってるあのシーン、アーネストが殺されそうになるシーンが出会いでした。
そうだ、序盤の高杉は冷たかったし全然話を聞いてくれなかったんだった。
アーネストは跪いてのシーン再現は本当にリアルだった。ゲームのキャラクターよりも性格が良さそうなアーネストでした(笑)ジャスティンさんチャーミングな方ですね。

青龍札は龍馬から、朱雀札と玄武札は呪詛のまま使役していた沖田と高杉から、白虎は薩摩藩邸から逃げ出していてそれを見つけて…札が4枚揃って呪詛を解いたことで世界が崩壊を始める。
天海は二つの世界を壊して新しい世界を作ろうとしていて…。

天海が憎たらしくもあり、切なくもあり。
ゲームをプレイしているとやっぱり怨めないんですよね。
3時間という中ではこれが限界かなと思いますが、ゲームやると天海の見方が変わるんじゃないかなと思います。
あと役者の方が凄かったですね。演技の迫力。

ここで一幕(前半)終わり。
なんか凄い~!思ってたよりも全然凄いぞ~と思いながら二幕を待ちます。
舞台のオリジナルキャラの3人がとてもいい味を出していて、お話の繋ぎに本当にいい感じでしっくりと。
シリアスの中にコミカルが程良く混ざりとても好きでした。

異世界に瞬と都を残し、自分だけ元の世界に戻ってきたゆき。
白龍の力は弱っていて、自分の命を削らないと幕末の世界に戻れない。

ゲームではそういうシステムになりましたみたいな表示が出て、命のかけらみたいのが一個づつ減って行くのですよね。
プレイヤーはそのかけらがゼロにならないように進めていかなくてはならなくて。
それを選択して行くのもプレイヤー。

だから、目の前のゆきが自分で選択して、命を削って行く様に涙が止まらなかったんです。
瞬を、都を、大切な自分の世界と、もう一つの世界を救うために。自ら剣を取って立ちあがる。
ゲームだからって深く考えていなかった。分かっていたけど分かっていなかった。
改めて命の儚さ、神子として強く生きようと、世界を救おうとする様に心がうたれたんです。

「二つの世界を私が救ってみせる」

という台詞の重み。

沖田や高杉や、龍馬だってみんな幕末の志士は命をかけているんですよね。
日本を良い国する為に。それぞれの思想の為に。
それは時代がそういうものだったということが大きいと思うんです。
だけど神子は普通の女子高校生だった訳で。
急に「はい、貴方が白龍の神子です」って言われても普通受け入れられないじゃないですか?
だから、一度失敗して、大切なものを失って始めて本当の意味で理解して受け入れたってこと。
その時、八葉との絆が結ばれたんだなって思ったんです。
神子が怨霊浄化出来るから凄いとかそういうことではなくて。
みんな命をかけて何かを守ろうとしているんだと。

何か改めてそれに気がつかされたのがこの舞台だったと思います。
プライヤーじゃなくなった時に始めて客観的になれた気がします。

時空を遡って、瞬と都を助けて。
龍馬が暗殺されないように救って…そうやってそれぞれ八葉を助けたり説得したりして全員合流します。
チナミがマコトと戦うシーンは苦しかったです。
チナミがどんな想いでゆきを守りながら、兄上に刃を向けたのだろうかと。もう既に人ではないその存在に。
そしてマコトはどんな想いを託して消えていくことを受け入れたんだろうかと。

ましらとの戦いがあって、天海と再び対峙して何度も負けそうになるけれど、八葉に力が宿って神子も全員が一緒になって立ち向かう様が圧巻でした。
ましら役のアンフィニも本業の役者さんと変わらないくらいに素晴らしいましらだったと思います。

色々な思想や生き方に違いはあるけれど、命をかけて世界を救おうとする神子とひとつになった八葉。
二人の神子。
エンディング…全員が並んでスクリーンにエンドロールが流れて。

これは風花記のほうに続くのかなという期待?
出来れば崇くんも見たいですよね。

二幕目からどうしても耐えられなくてかなり泣いてしまったので、ちゃんと見守りたかったんですが少し頭が真っ白になってしまいました。
でも頑張って全部観ることが出来たと思います。
順番とか細かいところが違っていると思うけどごめんなさい。冷静さを欠いていたんです…。
神子二人に心奪われ、ブロマイド購入してしまったりしました。

日替わりシーンですが帯刀さんでした。

「私はこの世界が消えてしまってもいいと思っている。
私という存在(藩主)が意味をなさなくなってしまえばいいと。」

言葉が違っているかもなんですが、おおむね意味的には合っていると思います。
こういう帯刀さんの一面はあまり考えたことがなかったので意外でした。
とても好きな台詞でした。


とてもとても長くなりました。
楽日の昼公演堪能させて頂きました。
ありがとうございました。

ゆき役の大島なぎささん
本当にありがとうございました。


「舞台 遙かなる時空の中で5」

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